フィットネス ビギナーズノート

ストレッチダイエット

ストレッチにはさまざまな効果がありますが、ダイエットにも効果が
あります。

ここではいわゆるストレッチダイエットについてまとめてみました。


ストレッチとは

ストレッチは1970年代頃からアメリカにて広まりました。

筋肉を引き伸ばすことによって肩こりや腰痛の改善、怪我の予防
疲労回復、柔軟性の向上など、私たちの身体にさまざまな
効果をもたらします。

ストレッチにはさまざまな種類がありますが、主なものに
静的ストレッチと動的ストレッチというものがあります。

静的ストレッチは反動を付けずに、筋肉を伸ばしたまま静止する
方法です。1つの動作をゆっくりと行い、そしてしっかり静止させます。

静的ストレッチは健康増進や怪我の予防に適しています。

動的ストレッチはある程度反動を付けて行う方法で、静止は
しません。

よくサッカー選手などが競技の前のパフォーマンスを高める
ために行っているようなストレッチです。

動的ストレッチは柔軟性を高めるのに適しています。

このようにストレッチはコンディショニング法として世の中に
しっかりと定着しました。


ストレッチダイエットの効果

ストレッチは固まった筋肉をほぐし柔軟性を高め、身体のコリや
傷みを和らげるなどさまざまな効果がありますが、ダイエットにも
効果があります。

ストレッチで筋肉をほぐすと血流が良くなり代謝も高まります。
またストレッチでも筋肉に刺激を与え筋肉量が増えるとも
言われています。筋肉の増加は基礎代謝アップに効果的です。

代謝が高まるということはエネルギー消費量も増えて痩せやすい
身体をつくることが出来ます。


またストレッチによって身体の引き締めにも効果的です。

特に肩甲骨周辺には褐色脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞は脂肪を燃やしエネルギーに変換させる働きが
あります。ということは褐色脂肪細胞の働きが活発だと太りにくい
のです。

ですので肩甲骨周辺のスチレッチで褐色脂肪細胞を刺激して
活性化させてあげることはダイエットにおいて効果的なのです。


ストレッチダイエットのメリット

ストレッチダイエットは運動が苦手な人に特におすすめです。

ダイエットは食事と運動の両方から取り組んだ方が効果的ですが
運動が続かない人は大勢います。

しかしストレッチはとても手軽に出来て、しかも全然つらくない。
かえって気持ちいいくらいなのです。

ストレッチも立派な運動です。ジョギングやウォーキングほどの
カロリー消費の効果は決してありませんが、それでも何もしない
よりは確実に効果があります。

きつくなく気持ち良い。しかもエネルギー消費にも貢献できる。

ストレッチダイエットは運動が苦手な人が、取っ掛かりとして始める
のに最適な運動のダイエット法です。

決して即効性のあるダイエット法ではありませんが、ストレッチ
ダイエットを習慣にしてしまえば、リバウンドの無い健康的な
ダイエットを行うことが出来るのです。

運動することに慣れてきたらウォーキングやジョギングに
ステップアップするのも良いでしょう。





ストレッチの基本

ストレッチは身体が温まっている時に行うということがポイントです。
身体が冷え切っている時に行うと、身体を痛めてしまう恐れが
あるからです。

忙しい日常を考えるとお風呂上りに行うのが最適です。
1日5分ぐらいでも構いません。習慣にしてしまうのが良いでしょう。

ストレッチは決して呼吸を止めないで行ってください。
自然にリラックスしてゆっくりと呼吸をしてください。

伸ばす筋肉に意識を集中しながら無理のない範囲で筋肉を
伸ばして10秒〜15秒ほど静止させます。


ストレッチダイエットは一部を除いては、いわゆる静的ストレッチ
という方法です。

反動をつけずに筋肉を伸ばしたまま静止する方法です。
動作はゆっくりと行います。


ストレッチダイエットの方法

背中

@正座した状態から前かがみになり両腕と背筋を伸ばして胸を
  床に付けるようにして背中を十分にストレッチします。
  とても気持ちが良いです。

肩甲骨

@頭上に両手を上げて、肘を90度にするように下の方へ下げて
   行きます。この時、両方の肩甲骨を寄せるイメージで行います。

A両肘を曲げて両手の指先をそれぞれの側の肩の上に乗せます。
   そのまま肩甲骨を大きく動かすように回します。




@胸の前で片方の肘を押さえながら、胸に押し付けます。
   これを左右繰り返します。


体側

@片手を頭上に上げて、上体を片側に傾けます。
   これを左右繰り返します。




@足を組んで座り、左右に上体をひねります
    これを交互に繰り返します。


大腿
@床に座って片方の足だけ曲げてお尻の下にはさみ、大腿を
 よくストレッチします。もう片方の足も同じように行います。



ストレッチを行う時は、クッション性の高いマットを使用すると身体が痛くありません。簡単に収納出来る専用ケース付が便利です。
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