ウインドスプリント
ウインドスプリントというスピードを強化するためのトレーニング
方法があります。
ある程度持久力が付いてきたら、
スピードトレーニングも
行ってみましょう。
ウインドスプリントは『流し』とも言われ、速めのスピードで短い
距離を何本か走るトレーニング方法です。
有酸素運動というよりは無酸素運動に近い運動をを取り入れる
ことになります。
ジョギングやLSDだけでは養えないスピード強化のための
トレーニングです。
ウインドスプリントはスピードトレーニングの中でも手軽に行え
初心者にも十分取り入れられるトレーニング方法です。
ウインドスプリントはLSDなどで小さくまとまってしまったフォームを
ダイナミックなフォームへと一旦矯正する効果があります。
また身体に刺激を与えスピード強化という点で身体の使い方
などが身に付きます。
さらには下半身の筋肉強化にもつながります。
この様にウインドスプリントを行うことによって、心肺機能と
スピードをより一層強化することが出来ます。
ウインドスプリントで刺激を入れることによって、ワンランクレベル
アップすることが出来るのです。
ランニングの後に全力の70〜80%ほどのスピードで100メートル
前後を走ります。これを3本〜5本行います。
走り始めから少しずつスピードアップしていき、途中全力の
70〜80%ほどのスピードを維持しながら走り切ります。
フオームはリラックスかつダイナミックに大きく動かします。
腕はしっかり大きめに振り、ストライドも大きくする様に
意識します。
スピードを上げてもフォームが乱れないように注意することが
大切です。
インターバルを短くすると、それだけ負荷が高まります。
頻度としてはそれほど多く行う必要はありません。個人差にも
よりますが1週間に何回かのトレーニングを行う間に、この
トレーニングを1回行えば良いくらいです。
あくまでも身体に刺激を与えるという目的で行えば良いでしょう。
基本的にLSDやジョギングを行った後、最後の仕上げという
感じでウインドスプリントを取り入れると良いでしょう。
■
スピードトレーニングに関するおすすめ書籍
マラソンは毎日走っても完走できない
小出監督の本ですが、どちらかというと中級者以上の方の
ための本です。
ある程度の距離を走れるようになったら、今度はスピード練習
にチャレンジです。
この本では主に一本調子の練習だけでなく『トレーニングに
負荷をかける』ことによって走力を高めていくことを説いています。
スピードトレーニングの練習方法、スケジュールの組み方など
詳しく解説された書籍です。
相変わらずわかりやすく納得のいく文章です。脱初心者の
ための本と言えるでしょう。
関連ページ
スピードトレーニング
クロスカントリー・トレーニング
走りながらのフォームチェック