フィットネス ビギナーズノート

最大酸素摂取量トレーニング


ジョギングやランニングを始めて習慣化されるようになってきて、
だんだんと走ることが楽しくなりはじめた頃から、少しでも
長い距離を速く走りたいと思うようになることでしょう。

そのためには最大酸素摂取量を向上させることが大切になって
きます。

最大酸素摂取量とは

ランニングを習慣づけると心肺機能が高まると言います。また
心肺機能が高くなると、ランニングのパフォーマンスも高まると
言われています。

心肺機能とは簡単に言うと筋肉に酸素を送り込む機能のことです。

心肺機能は文字通り心臓と肺の機能で
1.酸素を取り込む肺の能力
2.その酸素を全身の筋肉に送り込む心臓の能力
3.そして二酸化炭素を排出する肺の能力

を言います。

これらの能力が高まればランニングのパフォーマンスも
高まります。

この心肺機能は最大酸素摂取量によってどのくらいの
能力があるのか判断することが出来ます。

最大酸素摂取量とは、苦しくてもう走れない最大心拍数の時の
酸素摂取量をいいます。

私達の身体は筋肉の収縮によって、運動などの動作を行うことが
出来ます。

有酸素運動は酸素を取り込んでエネルギーを作り出します。

酸素を多く取り込む能力が身に付くと、身体を動かし続ける
持久力が付いて長時間筋肉を動かし続けることが出来るよう
になります。

ですから、いかに酸素を身体に多く取り入れて筋肉に伝達させる
能力を向上させることが出来るかということが大切になってきます。

1回の拍動で全身に送る血液が増えれば、それだけ多くの酸素を
筋肉に送ることができます。

アスリートは安静時心拍数が一般人より少ないのは、心肺機能が
より優れているからなのです。


最大酸素摂取量を高めるトレーニング

この最大酸素摂取量を高めるトレーニングは
インターバルトレーニングとビルドアップ走がいいでしょう。

トレーニングに強弱をつけるインターバルトレーニングと
ビルドアップ走は心肺機能を高めることが可能です。

これらのトレーニングは負荷が高く、心肺を追い込み、最大酸素
摂取量の向上トレーニングに最適なのです。

その他には坂道トレーニングがあります。坂道でのトレーニングは
負荷が高く短時間でも効果があります。


上りは全力で走り、下りはゆっくりジョギングで戻ってきます。
これを何本か行えば心肺機能だけでなく脚も強化することが
可能です。


ポラール心拍計 は人気のある心拍計です。ポラール社は心拍計
開発のパイオニアで、世界の大勢のアスリート・運動愛好家に使われ
ています。

心拍計は心拍数、スピード、走った距離、消費カロリーなどが確認
出来るスグレモノです。モチベーションアップにも役立ちます。

たくさんの種類があるので、自分の欲しい機能や自分に合ったものを
選べます。心拍計を利用すると走ることが一段と楽しくなります。


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