フィットネス ビギナーズノート

クロストレーニングの効果


クロストレーニングとは

クロストレーニングとは現在取り組んいるスポーツの競技
パフォーマンスの向上のために、積極的に他のスポーツを
練習に取り入れるトレーニング法のことを言います。

例えばランニングを専門に行っている人が、水泳や自転車を
練習メニューに取り入れたりすることです。



クロストレーニングの効果

例えばランニングばかり行っていると、知らず知らずのうちに
身体のバランスを崩してしまったりすることがあります。

あるいは走り過ぎにより障害を引き起こしてしまうことがあります。

これらを防ぐ意味でクロストレーニングはとても大きなメリットが
あります。

いつもと異なるスポーツを行うことによって、筋肉に新鮮な
刺激を与えることが出来、筋力バランスを整えることが可能
となります。


また常に同じ種目を行っていると、動作も常に同じになるので
ある部分のみ酷使されオーバーユースによる障害も発生しやすく
なりますが、クロストレーニングによってオーバーユースを
避けつつ、競技パフォーマンスの向上も図ることが出来ます。

また異なったスポーツを行うことによって、身体だけでなく
神経もリフレッシュされ、専門の競技パフォーマンスの向上
にも役立ちます。

プラトーやスランプなどで悩んでいる時期にもクロストレーニング
を取り入れることによって脱出することが出来、競技力も一気に
向上する場合もあります。

このように1つの種目だけに取り組んでいる場合には得ることが
出来ない能力が、クロストレーニングによって引き出されることが
可能となります。





クロストレーニングの方法

ランニングを専門に行っている場合はクロストレーニングとして
以下の種目を取り入れると良いでしょう。

1.水泳
ランニングでは常に下半身の筋肉を使用していますので
下半身にあまり負荷のかからない水泳がクロストレーニング
として、おすすめです。

水泳はランニングによって疲れた筋肉をクールダウンさせる
効果が期待できます。

水泳はランニングと同じ持久系の種目なので心肺機能の強化
にも役立ちます。


ランニングにおけるクロストレーニングとしての水泳は、下半身の
オーバーユースを避けつつ、心肺機能を鍛えることが出来ることが
最大のメリットです。

その他水泳は水の抵抗による運動効果、水圧による血液の循環を
よくする効果、浮力によって身体に無理な負担をかけることなく
筋力運動が出来るなど、メリットがたくさんあります

水泳はランニングのオフの時期のトレーニングとして、特に真夏の
暑い時などにクロストレーニングとして取り入れると良いでしょう。


関連ページ ・水泳の基礎知識
        ・水泳・クロールの泳ぎ方
        ・水泳・平泳ぎの泳ぎ方
        ・水中ウォーキング
        ・水中ウォーキングの方法


2.自転車
自転車もまた下半身にあまり負荷のかからない種目なので
おすすめです。

自転車は出来ればスポーツバイク(ロードバイクやクロスバイク)
があれば最高です。

もし自転車がなければスポーツジムにあるようなエアロバイクでも
結構です。

自転車は下半身の筋力、特にハムストリングスの強化に
役立ちます。


自転車はランニングのように着地の衝撃ありませんので、
膝に負担がかからずに筋力効果のためのトレーニングを
行うことが出来ます。


また疲れにくいということもあって、ランニングより長い時間行う
ことが出来て、結果的に効果が出やすいというメリットがあります。


関連ページ ・自転車の基礎知識
        ・有酸素運動としての自転車の利点
        ・自転車 ライディングのポイント


■参考書籍
毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる! 
月間たった80qで2時間46分! 超効率的トレーニング法 (ソフトバンク新書)


クロストレーニングのメリット、方法について詳しく解説している
書籍です。
走る距離を重視したトレーニングよりも、効率的に走ることを
重視したトレーニングをメインにした内容です。







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