トレッドミルの走り方
ジムにある
トレッドミル。時間や天候などを気にせず走ること
が出来る便利なマシンです。
排気ガスがないとか、外よりも安全とかの理由で女性や高齢者の
方もトレッドミルを利用されている方が多いかと思われます。
トレッドミルの前が鏡になっているジムだと、走っているフォーム
がチェック出来るというメリットもあります。
またスピードや走った距離、消費カロリーなどがチェックできる
ので励みにもなります。
但しトレッドミルのスピードは時速何キロという表示ですが実践
では1キロ何分という感じになります。
トレッドミルでは普通に屋外で走るのとは違って、黙っていても
ベルトが動くので、足を動かすだけで走った気になってしまい
ます。
トレッドミルでもその効果をしっかり出すために、いくつかの
注意点があります。
1.ピッチ走法で走る
トレッドミルで走る時は、なるべくストライド走法で走らないで
ピッチ走法で走ること。
ベルトが勝手に動くのでストライド走法だと歩幅が広い分
距離がかせげます。
屋外で走るのより楽に速く走れてしまうのです。
また飛び跳ねて走るのも、同じ結果になるのでピッチ走法で
上下動のない走りをすることによって、より屋外で走るのと
同じ効果を得ることができます。
2.傾斜をつけること
個人差にもよりますが1%〜3%ほど傾斜をつけることによって
より屋外で走るのと同じような状況になり効果を得ることが
できます。
傾斜という負荷をかけることによって屋外と同条件に近づくの
です。
よくドカドカ音を立てて走っている人をみかけますが傾斜を
つけることによってフォームもよくなって、ドカドカ走りが解消
されることもあります。
その他としては屋外で走るのとは違ってずっと同じ景色なので
どうやって退屈さをしのぐかということ。
音楽を聴いたり、考え事をしたり、隣で走っている人をいい刺激
材料にしたり・・・。
トレッドミルでずっと走っていると、屋外を走りたくなることが
あります。
屋外を走ると、トレッドミルとは違って思った以上に足の筋肉
(特に足の裏側)が疲労することに気が付きます。
いずれにしても屋外の方が景色が変わり分気分転換にもなり、
またより実践的でもありますが、トレッドミルなりのメリットもあり
ますので上手に利用したいと思います。
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