フィットネス ビギナーズノート

レースに関する疑問解消(トラブル対策編)


レース中にトラブルはつきものです。どのようなトラブルが
起こりうるのか。このトラブルをいかに最小限に食い止めるか
ということをまとめてみました。



マメ防止

ランニングシューズが合っていなかったり、新しいシューズで
マラソンを走るとマメが出来てしまうリスクが高まります。

シューズは普段履き慣れたもので出場した方が良いでしょう。
そのようなシューズでも長い距離を走っているとマメが出来て
しまうこともあります。

レース中は絆創膏などで対処するしかありませんが、どうしても
痛くてガマン出来ないときは、勇気を持ってリタイアということも
考えなければなりません。

マメ防止としてワセリンを塗っておくという方法もあります。
足裏の指の付け根あたりを中心に塗っておきましょう。

ワセリンは他に脇の下など摩擦が起きやすいところに塗っておくと
効果的です。

5本指ソックスもマメ防止に効果的と言われていますので
利用するのも良いでしょう。


わき腹が痛くなったら

走っている時に、わき腹が痛くなる場合があります。これは
内臓に血液がうまく循環されなくなった場合に起こりやすいと
言われています。

こんな時は少しペースを落として深呼吸をして痛みが治まるのを
待ちましょう。

ペースを落とすと酸素が身体に取り込みやすくなり、痛みも
軽減されます。


また痛む場所をさすってみたり、指で軽く押してやると痛みが
軽くなる場合があるとも言われています。





痙攣防止

マラソンなどのように長い距離を走っていると脚などが痙攣を
起こしてしまう場合があります。

これは発汗によって水分不足やナトリウム不足に陥ることが
原因です。

給水ポイントでは水ばかりでなくスポーツドリンクなども補給し
ナトリウム不足を起こさないように注意しましょう。


また痙攣の一種で脚がつる場合もあります。この原因は主に
筋肉疲労が考えられます。

もしレース中に脚がつってしまったら無理をしないことが重要です。
少し休めば自然に治ります。治ったら屈伸など少しストレッチを
してみましょう。

この予防法としてはウォーミングアップをしっかりやっておくこと
です。


レース中の水分補給

給水ポイントはレースによってまちまちですが3キロごととか
5キロごとに設置してあります。給水ポイントでは必ず給水する
ようにしましょう。

脱水症状の防止や後半のダメージを少しでも軽減するために
給水は非常に重要です。


ゴール後の対処法

ゴール直後は栄養ゼリーやバナナなどでエネルギー補給を
行いましょう。水分もしっかり摂ってとにかく休憩しましょう。

少し落ち着いてきたら、次はクールダウンをしっかり行いましょう。
ストレッチで筋肉の疲れをほぐします。

特に痛みがひどい箇所がある場合はアイシングをしましょう。
応急処置として冷却スプレーや水で流して冷やすだけでも
良いでしょう。

ここでしっかりケア行っておくかどうかで疲れが早く取れるか、
後々まで残ってしまうかの分かれ目になります。


帰宅後はゆっくりぬる目のお風呂に入るのも良いでしょう。
また食事で炭水化物やタンパク質をしっかり摂ることも大切です。


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