ウォーキングでストレス解消
ウォーキングは血液の循環を良くし、その結果脳に刺激を与えて
脳を活性化させ、ストレス解消にも役立つことはわかっています。
これはウォーキングによって脳に酸素を取り込み脳の働きを活発
にし、ホルモンの分泌を促進するためと言われています。
ウォーキングを行うと神経伝達物質、いわゆる脳内ホルモンが
分泌されます。ウォーキングによって分泌される脳内ホルモンは
やる気が出たり、リラックスしたりする効果をもたらします。
またウォーキングによって、良いアイデアが沸き起こり、ぶち
あたっていた問題に対して自然と答えが出る場合もあります。
脳内ホルモンを効率よく分泌させるには、ただダラダラと歩くのでは
なく、ある程度エクササイズを意識した歩き方をして、出来れば20分
以上歩くことです。
以下にウォーキングによって得られる脳内ホルモンを記します。
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ドーパミン
快楽や意欲、幸福感をもたらすホルモン。
ウォーキングによってこのドーパミンが分泌されると、快感を覚え
はつらつとした気分になり、やる気も湧いてきます。
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セロトニン
脳をリラックスさせ、集中力を高めるホルモン。
ストレスホルモンと言われるノルアドレナリンを抑制して、精神を
安定させる働きがあります。
セロトニンは一定の規則正しいリズムの運動によって増加すると
言われています。
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βエンドルフィン
覚醒作用や鎮痛作用があり脳内麻薬とも呼ばれています。
強い快感を得られると言われ、ランナーズ・ハイなどは、βエンドル
フィンによるものだと考えられています。
このようにウォーキングを行うことによって、脳内ホルモンが分泌
され身体の健康だけでなく脳が活性化され、さらにはこころも元気
になってくるのです。
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