ミルキングアクション
ウォーキングにはさまざまな効果・効能がありますが血流を
良くするというのも特徴的な効能です。
私たちは長時間座り続けていたり、立ち続けていると足が
むくんでだるくなることがあります。
これは長時間足を動かさないことによって、血液の流れが悪く
なり、うっ血するなどの症状のためです。
特に足は心臓から遠いところにあり、なおかつ低い位置に
あるため心臓のポンプ作用が思うように行き届きません。
そのため血液の流れが特に悪くなりやすい部分なのです。
エコノミ−クラス症候群などは血流が悪くなり、血液の塊が血管
に詰まってしまう病気です。
ですから血流が悪くなることをほうっておくというのはとても危険
なことなのです。
これを解消するにはウォーキングが最適です。
歩くことによって脚の筋肉が動かされ血液の流れを良くします。
歩く動作の時に脚の筋肉が膨らんだり細くなったりします。
この筋肉の動きは牛の乳搾りに似ていることから
『ミルキング
アクション』と言われています。
ウォーキングの際、足が着地する時に血液を取り込む作用をし、
蹴り上げる時に血液を押し戻していると言われています。
歩くことによって筋肉を動かし血液をポンプで循環させる働きが
あるのです。
このようにウォーキングによる足の動きが心臓と同じ働きをして
いるため
『足は第2の心臓』とも言われています。
ミルキングアクションによって血液の循環をより活発にし、全身に
血液が行き渡ることによって、より健康な身体をつくることが出来
るのです。
クロスウォーカー
歩くたびに筋肉に適度なテンションを与え、歩幅が自然に
広がってエクササイズ歩行となるそうです。
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