フィットネス ビギナーズノート

ジョギング・ランニングの消費カロリー


ジョギング・ランニングにはさまざまな効能がありますがダイエット
を目的でジョギングをしている人も少なくありません。

ではジョギング・ランニングではどれくらいカロリーを消費すること
が出来るのでしょうか?



METS法

カロリー計算の簡単な方法でMETS法というのがあります。
METSとは運動などで消費したエネルギー量が安静時の消費
エネルギーの何倍に相当するか示すものです。
係数を使って運動強度を表しています。

運動別にエネルギー消費量をMETS数という係数にしたもので、
分速100メートル(時速6キロ)程のウォーキングのMETS数は
『4』、時速8キロのジョギングのMETS数は『8』という感じです。

これを以下の計算式に当てはめます。
体重(s)×METS数×運動時間(時間)
                  =消費エネルギー(kcal)


例えば体重60キロの人が時速8キロのジョギングを30分行った
とすると
60(s)×8(METS)×0.5(時間)=240kcalを消費したことに
なります。

脂肪1sあたりのカロリーは約9000kcalです。
脂肪は約20%の水分を含んでいるので7200kcalほどエネ
ルギーを消費すれば脂肪を1s減らすことが出来ます。

体重60キロの人が時速8キロのジョギングを1日30分行ったと
する例では1日で240kcal消費出来るので7200÷240=30日
走ると脂肪を1kg減らすことが出来ることになります。

でもこれは単純計算で、その他いろいろな要因で数値は変動
しますので、あくまでも目安ということです。

以下に主な運動のMETS数を記します。

ウォーキング時速6キロ『4METS』
ジョギング時速8キロ『8METS』
ジョギング時速10キロ『11METS』
サイクリング時速16キロ『5METS』
サイクリング時速20キロ『8METS』
クロールで泳ぐ『8METS』


ストレッチ『2.5METS』
ダンベル体操『3.5METS』
ウエイトトレーニング『6METS』





その他の方法

もう1つ簡単な方法でジョギング・ランニングの消費カロリーを
計算する方法が下記の公式です。

体重(s)×距離(q)=消費エネルギー(kcal)

出来るだけ長い距離を走れば消費エネルギーも増えます。
速いスピードで距離を稼ぐよりもゆっくりとおしゃべりが出来る
程度のスピードで走った方が長く走れるでしょう。

またゆっくり走った方が使われるエネルギーが糖質よりも脂肪を
効率的使用するようになりますのでダイエット目的であれば
ゆっくり走った方が良いでしょう。



ジョギングダイエットに関するお薦め書籍

ゆっくり走ればやせる
楽にゆっくり走ることによって体脂肪が効率よく燃焼されること
がよくわかる本です。

何もきつい運動をすることが必要ではないことが理解出来ます。
ちょっとしたコツと習慣がポイントなのです。

痩せようと思って無理して走っていた人には、目からウロコの
内容かも知れません。

痩せるのに適した走り方や楽に走るコツなど、わかりやすい言葉
で書かれています。


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