自転車の消費カロリー
自転車にはさまざまな良い面がありますが
ダイエットを目的で
自転車をしている人も少なくありません。
では自転車ではどれくらいカロリーを消費することが出来る
のでしょうか?
カロリー計算の簡単な方法でMETS法というのがあります。
METSとは運動などで消費したエネルギー量が安静時の消費
エネルギーの何倍に相当するか示すものです。
係数を使って運動強度を表しています。
運動別にエネルギー消費量をMETS数という係数にしたもので、
分速100メートル(時速6キロ)程のウォーキングのMETS数は
『4』、時速16キロの自転車のMETS数は『5』という感じです。
これを以下の計算式に当てはめます。
体重(s)×METS数×運動時間(時間)=消費エネルギー(kcal)
例えば体重60キロの人が平均時速16キロの自転車を60分
行ったとすると
60(s)×5(METS)×1(時間)=300kcalを消費したことに
なります。
脂肪1sあたりのカロリーは約9000kcalです。
脂肪は約20%の水分を含んでいるので7200kcalほどエネ
ルギーを消費すれば脂肪を1s減らすことが出来ます。
体重60キロの人が平均時速16キロの自転車を1日60分行った
とする例では1日で300kcal消費出来るので7200÷300=24日
走ると脂肪を1kg減らすことが出来ることになります。
でもこれは単純計算で、その他いろいろな要因で数値は変動
しますので、あくまでも目安ということです。
以下に主な運動のMETS数を記します。
ウォーキング時速6キロ『4METS』
ジョギング時速8キロ『8METS』
ジョギング時速10キロ『11METS』
サイクリング時速16キロ『5METS』
サイクリング時速20キロ『8METS』
クロールで泳ぐ『8METS』
自転車の最大の利点は、
スピードがあるので風を感じられるため
体温があまり上がらずに、疲れにくく長く運動出来るということです。
長く運動が出来るということは、それだけ消費カロリーも増える
ということです。自転車は景色も楽しむことが出来、1時間なんて
あっという間です。
このように自転車は1分間あたりの消費カロリーはそんなに多く
はありませんが、楽に長く運動が出来、結果的に消費カロリーも
増えるというのが、最大の特徴です。
■
タニタ活動量計カロリズム
1日のすべての活動に対する総消費カロリーが分かります。
その他安静時代謝量、脂肪燃焼量なども分かるスグレモノです。
もちろん歩数や歩行距離などの歩数計の機能も備えています。
自分の健康管理を行う上で楽しく意識づけが出来、とても役に立つ
アイテムです。