フィットネス ビギナーズノート

交感神経と副交感神経


自律神経とは

自律神経とは無意識のうちに身体の機能を調節している
神経機能のことを言います。

例えば体温調節や消化促進すること、呼吸などの神経機能
です。



自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立って
います。



交感神経とは

交感神経は主に昼間活発に働き、私たちが活動しやすい
状態にします。


外からの刺激や情報を察知してそれに対応すべく身体の
機能を働かせます。

日中は仕事や家事、勉強が効率良くすすめられるように
交感神経が優位に働き、身体がエネルギッシュになります。

また緊張したりストレスがかかったりした場合や恐怖や怒りを
感じた時にもこの交感神経が優位に働きます。


副交感神経とは

副交感神経は主に休息しているときに働き、疲労回復を
促進するように機能します。


リラックスしている時や眠っている時に栄養を吸収し、疲れた
身体を修復するように働きます。

副交感神経が優位に働いている時は血液の流れが良くなり
脈拍もゆっくり安定しています。

筋肉の緊張も緩んで血管も拡張されるので栄養素も身体
全体に行き渡ったり、身体の老廃物も排出されやすく
なります。





自律神経のバランス

自律神経はどちらかが優位に働いた方が良いというものでは
ありません。

そのシチュエーションに合った適切な自律神経が働くことが
重要であり、交感神経と副交感神経の2つのバランスが
適度に
保たれているのが一番良い状態です。

交感神経ばかりが働くと疲労回復が出来ずに身体の不調に
陥る危険性があります。

食欲不振や血液の流れが悪くなったり睡眠不足に陥ったりして
疲れた身体を上手く修復出来なくなります。

常に緊張している状態から解放させたりストレスを発散させたり
して、交感神経優位から副交感神経優位へスイッチさせなければ
いけません。

反対に緊張が無さ過ぎてだらだらとした生活を続けている場合は
副交感神経が過剰に優位になり過ぎて自律神経のバランスを
崩す場合もあります。

この場合は食べ過ぎてしまったり運動不足で身体に変調をきたす
こともあります。

また副交感神経が過剰に優位になり過ぎると、アレルギー疾患に
かかりやすくなるとも言われています。

ですので、やはり自律神経のバランスを上手に取ることが重要と
なってきます。


自律神経を整える方法

交感神経と副交感神経を上手にスイッチさせるためには
まず朝起きたら朝陽をあびると良い言われています。
朝陽をあびると体内リズムがリセットされるそうです。

また規則正しい生活を意識することも大切です。
夜寝る直前までテレビを観たり考え事をしないようにして
徐々に眠る準備をしていきます。

食事をする時はよく咀嚼してゆっくり食べることもポイントです。

ストレッチをしたりウォーキングなどの軽めの運動を取り入れる
ことも効果的です。

良く笑うことやゆっくりお風呂につかることも効果的です。

ゆっくりと深呼吸をすることも効果的です。深呼吸をすると
血管が拡張され血流が良くなるそうです。

関連ページ
 健康管理の基礎知識
 睡眠
 快適な睡眠のために
 ストレスに負けない方法





健康管理

ダイエット

自転車

ウォーキング

ジョギング

水泳

シェイプアップ



 




免疫力を高める方法                                                     糖化とその予防法


健康管理 メニューへ