フィットネス ビギナーズノート

筋トレで体脂肪を燃焼させる方法


体脂肪を燃焼させる方法の1つとして有酸素運動が効果的で
あるというのは周知の事実です。

しかしトレーニーの中にはジョギングなどのオーソドックスな
有酸素運動が嫌い、苦手という人も少なくありません。

また有酸素運動をやり過ぎると、せっかく付いた筋肉も落として
しまうことにもなり兼ねないということで嫌うトレーニーもいます。

専門家の中にも、筋トレのみで余分な体脂肪を燃焼させ素晴らしい
身体を維持している人も少なくありません。

ここでは筋トレで体脂肪を燃焼させる方法について、まとめて
みました。



無酸素運動VS有酸素運動

ジョギングなどの有酸素運動は糖質や脂肪をエネルギー
に変換して行う運動のことです。

これに対して筋トレなどの無酸素運動は糖質をエネルギーとして
使用し、脂肪はほとんどエネルギーとしては使用しません。

但し筋トレを行うことによって、筋肉が付き基礎代謝も増え
体脂肪を燃焼しやすくなります。

有酸素運動は運動により直接的に体脂肪を燃焼するのに
対して、筋トレなどの無酸素運動は間接的に体脂肪を
燃焼させるとも言えます。


また筋トレはただ痩せるだけではなく美しい身体を作るという
意味でもメリットは大きいです。

ダイエットにどちらが優れているというのは専門家によっても
意見が分かれています。

まずは自分にとってどちらがやりやすいか?好きか?で
選んでみても良いと思います。


サーキット・トレーニングを行う

筋トレを利用して体脂肪をより燃焼させる方法として
サーキット・トレーニングというものがあります。

サーキット・トレーニングは全身の各部位を何種類かのエクササイズ
を順番に行います。

サーキット・トレーニングは筋トレでありながら有酸素運動的な
効果を発揮し、通常の筋トレよりも脂肪をエネルギー源として
より使用されることになります。


筋トレに有酸素運動を取り入れたスーパー・サーキット・トレーニング
というものもありますが、ここではあくまでも筋トレだけの
サーキット・トレーニングについて記します。

やり方としては低負荷・高回数で行いレップ数は12回以上を
行います。

1つの種目は1セットずつ行い(1セットに抑える)インターバルを
とらずに次の種目へと移ります。

出来れば上半身種目と下半身種目を交互に行い、数種目
(6〜10種目)を完了したらこれで1セット終了です。

インターバルを少しとって(30秒〜1分ほど)また1種目目から
スタートします。これを2セット〜3セット行います。

ジムで行う場合はマシントレーニングが比較的やりやすい
でしょう。

サーキット・トレーニングは自重トレーニングを利用して家でも
出来ます。

種目としてはプッシュアップ・スクワット・トランクカール・
バックキック・レッグレイズなどです。





消費カロリーそのものを増やす

サーキット・トレーニングみたいな軟な方法も嫌いだという
強者には、高強度の筋トレで消費カロリーそのもを増やす
という方法もあります。

消費カロリー>摂取カロリーであれば余分な体脂肪は燃焼
されるようになります。

同じ時間筋トレ(無酸素運動)と有酸素運動を行うのであれば、
運動強度の高い筋トレ(無酸素運動)の方が消費カロリーは
多くなります。

有酸素運動のメリットとしては長時間出来るということ。
言い方を変えれば筋トレ(無酸素運動)は普通は長時間
出来ません。

限られた時間で筋トレ(無酸素運動)を効果的に行う方法としては
以下のポイントが上げられます。

@高負荷で行う
トレーニングそのものを高負荷で行うと、トレーニング後の
代謝も上がり、消費カロリーそのものも増えていきます。

A多関節種目を中心に行う
多関節種目は一度に複数の筋肉を同時に使うので、比較的重い
ウエイトをこなすことができ、消費カロリーも増えます。

Bインターバルは短く
セット間のインターバルを30秒ほどと短くすれば、長くインターバルを
とる場合よりも消費カロリーは増えると言われています。

Cマシントレーニングよりもフリーウエイトを使用
フリーウエイトトレーニングはバランスを取るのが難しく、たくさんの
筋肉を動員するのでより消費カロリーも増えます。

D大きな筋肉を集中的に
大腿四頭筋や大胸筋・広背筋は筋肉の中でも特に大きな筋肉です。
これらの大きな筋肉を鍛えることによって、より沢山の筋肉を作り
代謝もより高くなります。


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