筋肉をつくるための食事その3
筋肉をつくるために必要な栄養素でまず一番に思いつくのは
タンパク質ですが、効率的に筋肉をつくるためにはタンパク質
だけではなく他の栄養素も積極的に取り入れることがポイントです。
筋力トレーニングのような無酸素運動は、主に糖質を
エネルギー源とします。ですからトレーニングが終わった時点では
糖質は不足している状態なので、まずその回復に努めなければ
なりません。
糖質が不足したままの状態だと、筋肉にあるタンパク質が
エネルギー源として使われてしまうので、トレーニング後は糖質を
摂ることが重要です。
また糖質を摂取するとインスリンが分泌されます。このインスリンは
筋肉にエネルギーを取り込む働きがあるといわれています。
ですから糖質とタンパク質を同時に摂取することによって
タンパク質が筋肉によりいっそう取り込みられやすくなり、
結果筋肉をつくりやすくなるというわけです。
タンパク質の代謝を促進し筋肉を効果的につくるために
ビタミンB群は大きな働きをしています。
ビタミンB群はタンパク質が分解・合成される時に補酵素として
作用するので、筋肉をつくるために重要な役割を果たしていると
言われています。
多く含まれている食品はカツオ、マグロ、牛レバーなどです。
ビタミンCもまたタンパク質の合成には重要な役割を果たして
います。
ビタミンCはコラーゲンの生成に重要な役割があり、
筋肉だけ
でなくコラーゲンが主成分である腱をつくるためにも不可欠な
栄養素なのです。
筋繊維や結合組織を強化するためにもビタミンCは重要な
役割を果たしているのです。
ビタミンCは柑橘類や緑黄色野菜に多く含まれています。
タンパク質が分解・合成されるときにカルシウムが必要で
あると言われています。
また筋肉が収縮する時にはカルシウムの力が作用していると
言われています。カルシウムが少ないと筋肉を収縮するための
伝達がスムーズにいかなくなります。
ですから筋トレ効果を上げるためにもカルシウムはとても重要な
働きをしているのです。
筋トレ効果が上がれば、おのずと筋肉もつくられやすくなるわけ
ですから、カルシウムも重要と言えます。
カルシウムが多く含まれている食品は煮干し、牛乳、豆類等です。
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