筋肉をつくるための食事その2(増量期の食事)
これから筋肉を付けよう、身体を大きくしようとする場合は、
とにかくたくさん食べることです。
筋肉を付けるには多めのカロリーを摂取しなければなりません。
身体を大きくするためには、多くの栄養が必要だからです。
余ったエネルギーが無ければ筋肉は増えないのです。
カロリーを多めに摂るということは、自然と脂肪も多めになって
しまいますが、いたしかたありません。脂肪だけを除くというのは
大変困難だからです。
また体脂肪を落としながら筋肉を太くするというのは、よほどの
ことがないかぎり不可能なことでしょう。
まずは普段よりもたくさん食べて全体的に身体を大きくすることです。
但し、やみくもに食べるのではなく、やはり脂肪はなるべく摂らない様、
注意が必要です。
食事は3回以上、出来れば5回くらいに分けて摂ると良いでしょう。
3食以外の2回はプロテインやジュースなど間食的なものでも結構です。
身体を大きくしたいがために1回に多くの量を食べると、あまった
ものが脂肪になりやすいので、食事の回数を増やすことで対応する
ことが有効です。
また食事の回数が増えると、栄養素が常に補給されている状態を保つ
ことが出来、筋肉の成長を効率的に行うことが可能となります。
筋肉にエネルギーが十分ある状態で糖質を摂りすぎると、体脂肪
になってしまいますが、トレーニング直後のエネルギーを消費して
いる状況では、逆に糖質を摂取することによってインスリンの働き
で筋肉を発達しやすい状況にになると言われています。
ですからトレーニングの直後はタンパク質とともに糖質も摂取する
ことをおすすめします。
まとめ
1.食事の回数を5回くらいに分けて摂る
2.トレーニング直後は糖質も摂取する
そして身体が大きくなったら今度は減量に移行します。
カロリー摂取を控えめにしますが、やはりどうしても筋肉も一緒に
落ちてしまいますのでタンパク質はしっかり摂るようにします。
「低脂肪、高タンパク質」を意識した食事を摂ります。
おすすめは鶏のササミ、卵の白み、納豆などです。
こうしてなるべく筋肉を落とさないようにして、脂肪を落としていき
ます。
このように増量期と減量期を繰り返すことによって、体脂肪率が
少しずつ下がっていき、筋肉が際立った理想の身体を作って
いきます。
基本は増量期も減量期も、それなりにしっかりウエイトトレーニング
をすることです。
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