フィットネス ビギナーズノート

ジョギング初心者の疑問解消(フォーム編)

ジョギングをやり始めて少し慣れてきた人にとっては、フォームや
トレーニング方法についてさまざまな疑問が沸き起こってくると
思います。
ここではそんな疑問をフォーム編としてまとめてみました。



かかとからの着地か?つま先からの着地か?

ほとんどの専門家は、かかとからの着地を薦めています。
かかとの部分で着地し、その後親指のつけ根で地面を押して走る
というものです。

一方、つま先で着地する走法(いわゆるフォアフット)を推奨して
いる場合もあります。
かかとからの着地ではブレーキをかけてしまいスピードを殺して
しまうという考え方からだそうです。

但しこの走法は脚に大きな負荷がかかるため、筋力が強くないと
採用しにくいとも言われています。

また最近は足裏全体で着地するフラット走法というのがあります。
フラット走法は大腿部のスイング動作を行うため、ハムストリングス
(大腿部裏側の筋肉)の筋力強化を行うことが重要とも言われて
います。

このようにそれぞれ特徴があり、何が一番良いのかというのは
難しいです。
ただ個人的には、私達初心者はかかとからの着地が身体に掛かる
負担が軽く、一番いい様に思われます。

但し、『かかと』という言葉にとらわれすぎて、極端なかかと着地に
ならない様に。あくまでも自然にかかとから入っていって、その後
重心をかかとからつま先へ移動し、最後に親指のつけ根で地面を
押すようにします。


関連ページ フラット走法


ピッチ走法とストライド走法

ピッチ走法とは足を踏み出す回数を多くする走り方。
筋肉に掛かる負担が少ない走法と言えます。

一方、ストライド走法は歩幅を広げて走るやり方。
歩幅が広い分前に進みますが、身体に掛かる負担は大きい。
筋力が必要になってきます。

私達初心者はピッチ走法が適していると思われます。
ストライド走法は脚に大きな衝撃を与えるため避けた方が良いでしょう。

ペースを上げるときも一時的にでもストライドを広げようとすると
フォームを崩しやすくなるので、ピッチを速めるようにしてペースを
上げます。

難しいのは自分に適した歩幅を見つけ出すこと。これはもう意識
せずに自然にまかせるしかありません。自分が一番しっくりくる
歩幅を感じるしかありません。

詳細は ピッチ走法とストライド走法


腕振りの方法

腕振りは走っている人を見ていると実にさまざまなやり方をしています。

腕振りは脚の動きをスムーズにするのに役立っていますが、ベスト
な方法というのは人それぞれで構わないとも言われています。

よく言われている基本的な方法は腕は全体に振るというより肘を
後ろに引く様にリズミカルに動かしながら走ります。
注意することは肘が身体より前に出ない様にすることです。


もう一つ重要なのは肩の力を抜くということ。腕振りを意識する
あまり肩に力が入り過ぎている場合があります。
こうなると上半身のフォームがくずれ、スタミナを消耗します。

また上半身に力が入り過ぎていると、下半身への連動もうまく
いかなくなり、ロスの多い走りとなってしまいます。


肩の上げ下げなどを行って、肩の力を抜いてリラックスすることが
大切です。





呼吸法

昔から「吸って、吸って、吐いて、吐いて」のリズムが良いと言われて
います。

さらには、鼻から吸って口から吐くこと、吸うことよりも吐くことをしっかり
行う等とも言われています。
こうすることによって酸素が効果的に取り込むことが出来ます。

一方では呼吸法にこだわらずに自然に任せることが一番良いとも
言われています。


自分にとって一番やりやすい方法、しっくりくる方法がベストだということ
です。


LSDとは、どれくらい走るのか?

ゆっくりと長時間、走り続けるLSDとは、いったいどれくらい走れば
良いのでしょうか?


出来れば60分間以上走り続けられれば良いでしょう。90分以上
できれば理想的です。なるべく平坦なコースを選んで、ゆっくり
ゆっくり走ります。こうすることによって持久力を高めます。

でも、くれぐれも無理は禁物です。体調不良を感じたらすぐに中止
するようにしましょう。

そもそも健康維持が第1の目標でジョギングを行っているのであれば
LSDなんて不要かも知れません。
ランニングではなくジョギングであるならば40分も走れば十分でしょう。

関連ページ LSD・距離走・ペース走


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