ドローインのやり方
最近テレビや雑誌などで、ドローインについて紹介されることが
多くなってきています。
手軽に出来てお腹を引き締める効果があると言われている
このドローインとは一体どういうものなのでしょうか?
ドローインとはお腹をへこませる動作によりウエストの引き締めに
効果があるエクササイズとして近年、注目をあつめています。
エクササイズといってもやり方はとても簡単で、いつでも
どこでも手軽に出来ます。
また従来の腹筋運動と違ってキツイという印象が無いので
運動が続かなかった人にも継続しやすいと評判です。
このドローインという運動は腰痛などの患者に対する理学療法
から始まったものらしいのですが、体幹を鍛えるということから
スポーツの現場でも注目されているようです。
そして最近は、お腹を引き締める効果としてダイエット関連でも
注目されています。
ドローインを行うとインナーマッスル、特に腹横筋を鍛える
ことが出来、それにより体幹部がしっかりとしてきます。
この腹横筋はお腹の筋肉の中でも内側にある筋肉で内臓を
しっかりホールドしてくれます。
腹横筋はいわばコルセットと同じような働きがあります。
腹横筋が鍛えられるとお腹周りをしっかり支えてくれるように
なるのです。
お腹がぽっこり出てしまうのは腹筋が弱いということも関係して
います。腹筋が弱いので内臓を支える力もなく、ぽっこり膨らんで
しまうのです。
ドローインによってお腹周辺のインナーマッスルを鍛えれば、
ぽっこりお腹が解消されます。
さらに腹筋を意識することにより身体の中心もぶれずに
正しい姿勢を保つことも出来るようになります。
ドローインよって体幹トレーニングが出来るのです。
またドローインを習慣化することによって、腹筋を意識して
生活することになり、普段より筋肉をより多く使うことになるので
消費カロリーも増えるそうです。
1.背筋を伸ばして真っ直ぐ立ちます。
・両方の肩甲骨を引き寄せるように意識します。
2.まず大きく息を吸い込んでお腹を膨らませた後に
ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませます。
・おへその上方を意識してへこませるようにすると、
全体がうまくへこみます。
3.お腹をへこました状態をキープしこれを30秒間続けます。
・息は止めないで自然に呼吸を続けます。
・この時お尻をキュッと引き締めるようにします。
4.これを2回以上行います。
・理想は1日10回〜20回くらい
慣れてきたら歩きながらや、家事をやりながら、テレビを
観ながらやってもOKです。
ドローインと似たようなダイエット法でロングブレスダイエット
というものがあります。
こちらも大変ブームになっていますが、理屈は同じです。
ただ姿勢とか呼吸方法が若干違ってきます。
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参考書籍
30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド
ドローインの効果や理由、やり方など納得のいく解説が
されています。
関連ページ
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