腰痛ストレッチ
運動不足・悪い姿勢・仕事で長時間同じ姿勢でいるなどが
原因で腰痛に悩んでいる方は多いと思います。
これらは筋肉が硬くなって、血行が悪くなったり、身体が歪ん
だりして腰痛を引き起こしてしまうのです。
そこでストレッチによって筋肉の柔軟性を保ち、疲労を取り
除けば、腰痛を緩和したり予防したりすることが出来ます。
ストレッチは筋肉を伸ばすことで血行を良くして新陳代謝を
活性化させてくれます。
ここでは腰痛緩和・防止のためのストレッチを紹介します。
(注:椎間板ヘルニアなどの場合はストレッチをすると、余計
悪化することもありますので医師の指示に従って下さい。)
ストレッチを行う上でのポイントは以下の通りです。
1.反動を付けないで行う。
2.呼吸を止めないで、自然にリラックスして行う。
3.伸ばした動きをしばらくそのまま持続する。
筋肉を伸ばして気持ち良いと感じることがストレッチですので
痛いと感じるようならば止めましょう。
●足を組んで床に座り、曲げている側の脚の方へ両手を
床に着いて上体をひねります。反対側も同じように行います。
●正座した状態から両手を肩幅くらいに開いて両腕と背筋を
伸ばして胸を床に付けるようにしていきます。
●床に仰向けに寝て両手を横に広げます。片側の脚を反対
側に倒して十分伸ばします。反対側の脚も同じように行います。
●床に仰向けに寝て両膝を両手で抱え込んで胸に引き寄せ
ていきます。
●床に仰向けに寝て片方の足を両手で抱え込んで胸に引き
寄せていきます。反対側の脚も同じように行います。
腰痛が起こる原因は腹筋の筋力が弱過ぎる場合もあります。
背筋は普段の生活動作で自然に使われて鍛えられていますが、
腹筋は普段あまり使われていないため、背筋より弱くなって
います。
このアンバランスが骨盤の傾きを止められず、腰痛を起こす
原因の1つになっています。
ですから腹筋を鍛えることによって、腰痛防止にもなります。
以下に腰痛防止の運動・体操を記します。
●床に仰向けに寝て両膝を曲げて両手は胸の前でクロス
させます。おへそをのぞき込むような感じで少しだけ上体を
起こします。(いわゆる腹筋運動です。但し上体を最後まで
起こす必要はありません。肩が少し上がるだけで結構です。)
●床に仰向けに寝て、膝を立て両腕は床に広げます。その
まま腰を浮かせ高く上げたら元に戻します。
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