フィットネス ビギナーズノート

食べる順番ダイエットの正しい方法とポイント

食事の時に食べる順番を工夫するだけでダイエット効果がある
という『食べる順番ダイエット』が定着しつつあります。

ここでは改めて食べる順番ダイエットについてまとめてみました。



食べる順番ダイエットとは

ダイエットでは食べ過ぎや、血糖値を急激に上げる食べ方は
間違いなく好ましくありません。

食事の時に食材の食べる順番を少し工夫することによって
食べ過ぎや血糖値を急激に上げることを避ける方法が
あります。


この方法を食べる順番ダイエットと言い、比較的簡単でしかも
効果のあるダイエット法として定着しつつあります。

食べる順番ダイエットは食べる順番を工夫するだけで
面倒なカロリー計算は必要ありません。

また三食しっかり食事も摂る健康的なダイエット法と言えます。


好ましい食べる順番

@一番最初・・・野菜海藻類などの食物繊維
野菜や海藻類は食物繊維が豊富に含まれているものが多いので
満腹感を早く感じることができます。

また食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるので
脂肪の吸収も抑えてくれるようになります。


ごはんやパンなどの炭水化物を食べると血糖値が急激に
上昇します。血糖値の上昇を抑えるためにインスリンが大量に
分泌されます。
このインスリンは脂肪を体内に蓄えようとする性質があります。

ですから炭水化物を一番先に口にするのは最も避けるべき順番
です。まずは血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、満腹感も
あって食べ過ぎを防いでくれる食物繊維から食べることが有効
なのです。

食物繊維を一番先に食べることによって後から食べるおかずによる
脂肪の吸収も押さえてくれます。

また食物繊維はゆっくり噛んで食べることがポイントです。
ある程度時間をかけることによって、次に入ってくるおかずによる
血糖値の上昇を抑えることが可能となるのです。

またゆっくり食べることによって満腹中枢が刺激され食べ過ぎを
防ぐことの手助けとなります。

食物繊維を多く含んだ野菜としては、ごぼう・キャベツ・人参
などがあります。

海藻類はわかめなど。しめじなどのきのこ類も食物繊維を多く
含んだ食品です。


A二番目・・・汁物
次に口にすべきは汁物です。
味噌汁やスープを食べるとお腹が膨れて食べ過ぎを防ぐ手助けを
してくれます。


B三番目・・・肉・魚などのタンパク質
三番目は肉や豆類や魚などのタンパク質です。

タンパク質の中でも大豆などの植物性タンパク質を食べ、
肉などの動物性タンパク質はその後です。

この方が血糖値の上昇を緩やかにすることが出来ます。


C最後・・・ごはん・パン・麺類などの炭水化物
最後にごはん・パン・麺類などの炭水化物となります、
いわゆる主食と言われるものです。

炭水化物は血糖値を急激に上昇させますので食べる順番
としては最後になります。

まとめると
食物繊維 ⇒ 汁物 ⇒ タンパク質 ⇒ 炭水化物
の順番になります。


食べる順番ダイエットのポイント

食べる順番ダイエットのポイントは、それぞれの順番のおかずを
食べきってから次の順番の食材に移るということです。


これは血糖値の上昇を抑えるための重要なポイントとなるようです。

ただ現実的に最後にごはんだけ・パンだけというのは味気ないと
思います。

個人的には血糖値の上昇を抑えることがポイントだと解っていて、
この順番をある程度守っていけば、最後に少しだけおかずを
残しておいても良いと思っています。

それからもう1つ。食べる順番ダイエットは面倒なカロリー計算は
必要ありませんが、カロリーを全く気にしなくて良いということでは
ありません。

食べる順番ダイエットは早めの満腹感を誘い、食べ過ぎを防ぐ
手助けにはなりますが、それでも無意識に食べ過ぎてしまう人も
います。

食べる順番を守ったからと言ってカロリーを摂り過ぎると当然
肥満になります。誤解しないようにしてください。


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