フィットネス ビギナーズノート

RM(レペティション・マキシマム)


初心者がトレーニングをするにあたって、どのくらいの負荷
から始めればいいのか大変悩むところです。



負荷の設定方法にRM(レペティション・マキシマム)
いうのがあります。


「最大反復回数」と言って、たとえば10RMというと、その
負荷では10回行うのが最高限度という重さを表します。
1RMと言ったら1回しか出来ない重さという具合です。

トレーニングでは10RMほどで行うのがよいと言われて
います。


ではその10RMできる重さを知るにはどうしたらいいので
しょうか?

実は計算式があります。

(1)まず自分がおよそ10回以内持ち上げられられそうな
ウエイトを選んで試してみます。
例)20キロのウエイトを8回上げられた。

(2)これを1RMに対する係数(下記資料 参照)をあてはめて
1RMのウエイトを導き出します。
例)20キロ×100%÷80%=25キロ
1回だけ持ち上げることの出来るウエイト(1RM)は25キロ
ほどとなります。

(3)そして1RMの25キロにまた係数(下記資料 参照)を
あてはめて、こんどは10RMを導き出します。
例)25キロ×75%÷100%=18.75キロ
10回ほど持ち上げられるウエイトは18キロ前後なので
トレーニングにはこのくらいのウエイトを使用しましょう。


資料(それぞれの反復回数は1RMに対して何%くらいの
パワーを要するか?)

1回=100%  6回=85%
2回= 95%    8回=80%
3回= 93%   10回=75% 
4回= 90%   12回=70%
5回= 87%  15回=67%

注)この係数は目安です。個人差により異なります。


いかがでしょうか?
自分の10RMは何キロなのか試してみてください。


関連ページ 
 負荷
 運動単位とサイズの原理
 最大筋力と最大筋パワー





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