フィットネス ビギナーズノート

ウエイトトレーニングのNG集(間違ったトレーニング方法


私たち初心者は間違ったトレーニング方法、間違ったフォーム
を一度身に付けてしまうと、中々正しいフォームに戻せなかっ
たり混同してしまったりします。

また間違ったトレーニング方法をずっと続けていると、思うよう
に効果が上がらなかったり、身体の故障を引き起こしてしまう
危険性さえあります。

ここでは初心者がよくやりがちな、ウエイトトレーニングのNG
をまとめてみました。

1.ベンチプレスの時に手首を折り曲げてしまう。(NG)
ベンチプレスでたまに見かけるのが、シャフトを握って真上に
押し上げる時に、手首を手の甲側に折り曲げてしまうこと。

負担が大きいのでとても危険です。
手首は折り曲げずに真っ直ぐそのまま押し上げてください。


2.ベンチプレスの時に肘を絞ってしまう。(NG)
ベンチプレスでバーベルを押し上げる時に肘を絞ってしまうと
目的の大胸筋には効かず先に上腕が疲労してしまいます。

両肘を張ったまま大胸筋を収縮させて、大胸筋でバーベルを
押し上げるようなイメージで行いましょう。


3.チンニングの最下点で肘を伸ばしきってしまう。(NG)
広背筋を鍛えるのに効果的なチンニング。この時間違いやす
いのは、最下点で肘を伸ばしきってしまうこと。

肘を伸ばしきってしまうと背筋の緊張が解けてしまって効果が
下がります。

また最上点では胸を張って肩甲骨を寄せるようにして、広背筋
を十分収縮するようにしましょう。





4.シットアップで背中を真っ直ぐにしたまま起き上がる。(NG)
シットアップの時、背中を真っ直ぐにしたまま、あるいは背中を
反ったまま起き上がり、ギッタンバッコンとシットアップをやって
いる人を見かけます。

これは腹筋にはあまり効かず、腰に大きな負担がかかります。

背中を丸めながら上体を起こすようにしましょう。

また膝は曲げたまま行うのが現在の常識です。(昔は膝を
伸ばしたまま行うのが常識でしたがこれは腰に大きな負担が
かかります)


5.スクワットで腰がしっかり決まっていない(NG)
初心者がスクワットをやる時、腰がしっかり決まらずフォームが
ぐらつくことが多いです。

腰が思ったよりも前に出てしまい、膝も前に出すぎて膝に大き
な負担がかかってしまいます。

腰を後ろに突き出すようなイメージでしっかり腰を入れて、膝は
つま先よりも前に出過ぎないようにしましょう。


6.バーベルカールで思いっきり反動をつけている(NG)
バーベルカールでバーベルを上げる時に、反動を付けてしかも
上体を反らせて行うと、腰を痛めやすくまた上腕二頭筋にも
あまり効きません。

反動を付けずまた肘を動かさずに固定して、上腕二頭筋に意識
を集中させて行いましょう。


以上のようにちょっとした間違ったフォームで、効果が半減した
り、怪我の原因にもなってしまいますので十分注意が必要です。


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