フィットネス ビギナーズノート

基礎代謝を上げる方法


ダイエットにおいて基礎代謝というキーワードはとても重要です。

基礎代謝とは

基礎代謝とは、何もしていない、安静にしていても必要な
エネルギーのこと
をいいます。


たとえば呼吸をするとか、心臓を動かすということだけでも
人間の身体はエネルギーを必要とします。

この生きていくために最低限必要なエネルギーのことを基礎
代謝といいます。



基礎代謝量は1日の総消費エネルギーの60%〜70%を
占めています。

人間の身体はこの基礎代謝が高い人ほど太りにくいという
構造になっています。

基礎代謝が高いということは、それだけ必要とするエネルギーが
多くなり、エネルギーをたくさん使うということは脂肪が燃焼されて
太りにくいということです。


基礎代謝を上げる方法

この基礎代謝をアップさせるという方法は、いわゆるリバウンド
という危険性も少なく、健康的に痩せられます。

食事の量を減らすだけのダイエットは無理があり、途中で挫折し、
リバウンドしやすい環境にあると言えます。

基礎代謝でエネルギーの消費が最も多いのが何と筋肉なのです。
基礎代謝のうち40%ほどが筋肉によって消費されています。

基礎代謝は性別や年齢の他に、その人の筋肉の量によって
異なります。

一般的に基礎代謝は10代中頃〜後半にピークを迎えます。
50代以降は加齢とともにどんどん下がっていきますので
同じ量を食べ、同じ活動量であっても太りやすくなってしまいます。

ですから中年以降の人ほど運動が必要になってきます。

そこで、筋力トレーニングを行って筋肉の量を増やし、この
基礎代謝をアップさせる
ということが、ダイエットを考えた上でも
効果的な方法であると言えます。

筋肉の量を増やしても基礎代謝の増加は思ったほど多くはありません
が(筋肉1sに対して1日およそ13カロリーの増加)、それでも筋肉が
つけばそれだけ基礎代謝は増えます。

また筋肉が増えることによって心臓や内臓等も含めた全体の代謝量も
増加し、13カロリー以上の基礎代謝の増加が見られるという報告も
あります。

ダイエットの時に運動をしないで、食事制限だけで体重を減らそうと
すると脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまうので、基礎代謝が低下して、
十分に効果が出ないのです。


基礎代謝を維持するためにも筋力トレーニングで筋肉をつけることは
効果があります。


基礎代謝の他に、生活活動代謝と食事誘導性熱代謝(DIT)という
消費エネルギーがあり、これら3つのことをエネルギー代謝
言います。

肥満解消のためには、基礎代謝を高める他にに脂肪を効果的に
燃焼させるジョギングなどの有酸素運動を取り入れることが
大切です。

食事においては、栄養のバランスよく食べること。そして筋肉を
つくるもとになる良質のタンパク質を多く含んだ食品を意識的に
摂ると効果的です。


関連ページ 
 エネルギー代謝
 リバウンド
 ダンベル体操





ダイエット

自転車

ウォーキング

ジョギング

水泳

シェイプアップ

健康管理



 

 

体脂肪                                          BMI指数と体脂肪率

ダイエット メニューへ