カロリー計算
ダイエットにおいてカロリーコントロールをいかに上手に行うことが
出来るかによって成功、失敗の大きな分かれ目になります。
基本としては大体の自分の1日の摂取カロリーと消費カロリーを
把握しなければなりません。
そこでカロリー計算というものが必要になってきますが、これが
面倒でダイエットが長続きしない原因の1つにもなっています。
個人的な意見ですがカロリー計算はそんなに細かく行う必要は
ないと思っています。
カロリー計算をしながら食事していても美味しくないし、ストレスも
溜まってダイエットにも逆効果になってしまいます。
それよりも大まかでいいので、大体の雰囲気を掴んでおいて
お昼に少し食べ過ぎたなと思ったら、夕食は軽めにしようという
感じでいいと思います。
基本として知っておいて損のないことは自分の1日の必要
摂取カロリーと大まかな消費カロリーです。
必要摂取カロリーは以下の計算式で求められます。
目標体重×体重1kgあたりの必要なエネルギー量
BMI指数が22のときが最も病気になりにくいと言われていて
標準体重=身長(m)×身長(m)×22という計算式があります。
プロポーションを気にしている女性の方は、目標体重は係数22
を20くらいにしてもいいと思います。
普通のサラリーマンや主婦など大体の人は体重1kgあたりの
必要なエネルギー量は30kcalですので目標体重50sの人の
1日の必要摂取カロリーは以下の通りとなります。
50s×30kcal=1500kcal
実際の摂取カロリーの管理はカロリー表示を見て大体の数字を
把握するしかありません。
冒頭でもお話したとおり、あまり細かく計算してもストレスが溜ま
るだけなので目安が解れば十分だと思います。
総消費カロリーは基礎代謝量+活動・運動などで消費した
カロリーです。
基礎代謝量の計算式は以下の通りです(あくまでも目安です)
男性 18〜29歳 24.0×体重
30〜49歳 22.3×体重
50〜69歳 21.5×体重
女性 18〜29歳 23.6×体重
30〜49歳 21.7×体重
50〜69歳 20.7×体重
摂取カロリーと基礎代謝量の差は日常生活活動プラス運動で
埋めます。
ここで問題なのはダイエットによって体重が減ってくると基礎代謝量も
減ってくるということ。
そこでやはり運動などで筋肉を落とさず、消費カロリーを増やしていく
ということが大切になってきます。
同じ体重でも筋肉量が多いと基礎代謝量も多いのです。
食事制限だけのダイエットでは筋肉も一緒に落ちてしまい
基礎代謝量も減ってくるのです。
摂取カロリーを気にするだけでなく、運動などで消費カロリーを
増やすということは、ダイエットもより効率的に行え、しかも
基礎代謝量も落ちないという、まさに正攻法のダイエットであり
一番近道のダイエット法なのです。
■
モチベーション維持のためにも
タニタ活動量計カロリズム
ウォーキングによる消費カロリーだけでなく1日のすべての活動に
対する総消費カロリーが分かります。
その他安静時代謝量、脂肪燃焼量なども分かるスグレモノです。
もちろん歩数や歩行距離などの歩数計の機能も備えています。
自分の健康管理を行う上で楽しく意識づけが出来、とても役に立つ
アイテムです。
関連ページ
ダイエット計画
体脂肪の正しい測り方
太らない食べ方
運動を継続させるためのポイント