インフルエンザ
冬はインフルエンザの季節。
いったいインフルエンザとは何者なのでしょうか?
ふつうのかぜは普通感冒、インフルエンザは流行性感冒と
いいます。
普通感冒はくしゃみや、鼻水、鼻づまりなどが主な症状で、
比較的軽いものです。
インフルエンザは、鼻水、のどの痛み、咳、高熱、頭痛、
関節痛などの全身症状が強く現れ、症状としてはとても
キツイです。
インフルエンザウイルスに感染してから発症するまで
(潜伏期間)は2日〜3日ほどと言われています。
インフルエンザウイルスの感染期間は個人差にもよりますが
10日間くらい(発症から7日間くらい)と言われていますので、
熱が下がったからと言ってすぐ会社や学校へ行くと、他人に
うつすことにもなりかねません。
少なくとも解熱後2日以上経つまでは出勤(登校)禁止と指導
する医師が多いようです。
インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染です。
出来るだけ他人の咳やくしゃみを浴びないようにすることが
重要です。
マスクで多少予防は可能となりますが、感染者の方がマスク
をした方が予防効果は高いと言われています。
インフルエンザの感染の予防、また、万一感染しても
軽くすませるために予防接種をおすすめします。
しかし、インフルエンザのウイルスには、たくさんの種類
があり、すべてに対抗できるワクチンは作れません。
毎年、その年にはやりそうなウイルスの型を予測し、それに
対抗するワクチンが作られています。
人によっては予防接種をした直後は、多少ふわーとしたり
けだるかったりすることがあるようです。
接種後、効果が現れるのは2週間後で約5ヶ月間ほど効果が
持続するということなので12月の初旬ぐらいまでには接種
したほうがいいでしょう。
保険適用ではないので、病院によって金額が違ったり、
子供は2回接種しなければいけなかったりします。
その他の予防法としては
(1)バランスのよい食事
(2)十分な休養
(3)うがいと手洗い
(4)アルコール消毒
(5)室内の乾燥予防
(6)人ごみに行かない
など、ごくごく基本的なことぐらいです。
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