フィットネス ビギナーズノート

ウォーキングのフォームチェック

ウォーキングは手軽に出来る運動ですが、それゆえフォームを
おろそかにしてしまいがちです。

ただだらだらと歩いているのと、きちんとしたフォームでしっかり
と意識しながら歩くのとでは、その効果も大幅に変わってきます。

そのためには歩きながら自分のフォームをチェックすることも
大切です。




腕をしっかり振る
ただだらだらと歩いている場合は腕がしっかり振られていません。
腕の振りは推進力を生む大きな原動力となります。

ですから腕はしっかり前後に振るようにしましょう。腕を90度に
曲げて、肘を後ろに引くようなイメージで行います。
コツとしては肩甲骨を動かすように行います。


肩に力が入り過ぎていないか?
意欲的にウォーキングをしていると知らず知らずに肩に力が入り
過ぎている場合があります。

肩に力が入り過ぎていると、上半身のフォームを崩してしまい
余計疲れやすくなります。場合によっては肩が凝ってしまうなんて
ことにもなりかねません。

肩の力を抜くには、一旦意識的に力を入れながら肩を上げ、
そのまま脱力しながら肩を下ろすようにします。すると肩の力
が抜けやすくなります。


腰を反らしていないか?
美しい姿勢を保とう意識して胸を張り過ぎ、腰を反って歩いて
いる人も見かけます。

この様に腰を反らして歩いていると腰を痛める原因にも
なりかねません。

お腹を突き出すのではなく、お腹を少しへこませるように腹筋を
意識して歩きます。


重心移動が出来ているか?
着地は、出来る限り重心の真下に足がくるようにします。
そうすることによって重心移動がスムーズに出来るようになり
推進力を生むことにつながります。

速く歩こうとするあまり、脚を前方に出し過ぎると、逆にブレーキを
かけるような歩き方になってしまいますので注意しましょう。


出来るだけ膝を伸ばして歩く
膝を伸ばして歩くフォームはとても美しく見えます。
脚に力を入れ過ぎずリラックスして、脚を付け根から前方に振り
出すようにします。


体幹を使って歩く
背骨と骨盤は身体の中心軸であり、この体幹部を安定させること
によって、フォームも安定しムダな力をロスさせないので疲れ
にくいと言われています。

具体的な方法としては腹筋を使うよう意識をして上半身を真っ直ぐに
保ち身体がブレないようにします。

腰の上にしっかり上半身が真っ直ぐ乗っているイメージです。

体幹部がしっかり安定することによって四肢の動作もスムーズに
なり、エネルギーの伝達も効果的に行うことが可能となります。


以上のようにウォーキングの習慣が出来てきたら、フォームを意識
してしっかり歩いてみてください。そうすることによって運動効果も
グッとアップしますので、ぜひトライしてみてください。


ウォーキングの正しいフォームを身に付けるためのお薦め書籍

からだが変わる体幹ウォーキング
ランニングに関する書籍の多い金哲彦氏のウォーキング本
です。

歩くことの延長に走りがあって基本は同じです。
体幹を使ったしっかりしたフォームで歩くことによって、本当に
身体に効く運動が出来るように解説された本です。

我流ではなく正しいフォームをしっかり身に付けられるように
ポイントをわかりやすく説明されています。


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