間違った歩き方
ウォーキングは最も手軽に行える有酸素運動で身体に大きな
負担はありません。
しかし、間違った歩き方を続けていると、身体がゆがんだり
痛めたりする危険性もあります。
ここでは、ありがちな間違った歩き方を考察してみます。
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足をひきずる様に歩く
若い男性に多く見られる歩き方です。
歩く時にあまり足を上げずに、ひきずるように歩きます。
歩幅もせまく足の筋肉を使わない、運動効果どころか身体の
一部に余計な負担ばかりかけてしまいます。
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身体が上下動する
身体が上下動しながら歩いてしまうのは、骨盤を使わずに膝下
だけで歩いているからです。
かかとから着地して足指で蹴りだすという基本動作が無く、足を
地面に押し付けるような歩き方をします。
とても疲れやすい歩き方です。
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胸を張りすぎる
女性の方に多いパターンですが、胸を張りすぎて腰に負担が
かかっている歩き方です。
一見良い姿勢に見えますが、上半身を腰で支えているため
腰痛を起こしやすくなります。
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腰を左右に振る
こちらも主に女性に多いパターンですが、腰を左右に振って歩
いてしまうと、骨盤がゆがんでしまったり腰痛を起こしてしまう
危険があります。
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猫背で歩く
歩く時に前かがみになり、いわゆる猫背になっている歩き方です。
猫背だと肩や背中の筋肉が凝り固まり、身体のゆがみも引き
起こします。
私たちは普段何気なく歩いています。間違った歩き方を長年
続けていると身体に負担を掛け、思わぬ結果を招く恐れもあります。
もう一度自分の歩き方を見直し、正しい歩き方をしっかりと身に
つけましょう。
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ウォーキングの正しいフォームを身に付けるためのお薦め書籍

からだが変わる体幹ウォーキング
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我流ではなく正しいフォームをしっかり身に付けられるように
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