ポリフェノールの効果
赤ワインで一躍有名になったポリフェノール。
ポリフェノールとは植物が光合成を行う時に出来る物質の
総称です。
このポリフェノールのグループの中にはフラボノイドやクルクミン、
クロロゲン酸など身体にいいと言われる有名どころがたくさん
含まれています。
ポリフェノールには
抗酸化作用があり動脈硬化や脳梗塞を防止
する働きがあります。
ポリフェノールを有名どころで分類すると以下のようになります。
1.フラボノイド
2.タンニン
3.クルクミン
4.クロロゲン酸
1.フラボノイドも幾つかの種類に分類できます。
●フラボノール・・・抗酸化作用や抗アレルギー作用などが
あります。
たまねぎやモロヘイヤに多く含まれています。
●
イソフラボン・・・抗酸化作用や更年期障害の緩和に役立ちます。
大豆や大豆加工食品に多く含まれています。
●アントシアニン・・・抗酸化作用や目の健康に役立ちます。
ブルーベリーに多く含まれています。
●カテキン・・・抗酸化作用、ガンの防止に役立ちます。
緑茶に多く含まれています。
2.タンニン
渋みのある化合物で抗酸化作用があります。
緑茶、ワイン、渋柿に多く含まれています。
3.クルクミン
クルクミンは
ウコン(ガジュツ)などの主成分で肝機能の働きを
助けます。
またクルクミンは抗酸化作用もあり、コレステロール値を下げる
働きがあります。
さらに
クルクミンは二日酔いや胃のむかつきに効果があります。
最近はクルクミンの抗ガン作用も大きな注目を集めています。
4.クロロゲン酸
クロロゲン酸はコーヒーに含まれている成分で抗酸化作用があり
がん予防の効果があります。
またクロロゲン酸は脂肪燃焼の働きを活性化する機能もあります。
このように一口にポリフェノールといってもさまざまな種類があり
ます。最近ではカカオポリフェノールが注目を集めています。
ポリフェノールを毎日の食生活に上手に取り入れて、健康を維持
していきたいものです。
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