フィットネス ビギナーズノート

体幹トレーニング(コアトレーニング)


体幹トレーニング(コアトレーニング)とは

近年、コアトレーニングの重要性が取りざたされています。
コアとは核とか中心という意味で、トレーニングで言えば体幹部
のことを指します。



背骨と骨盤は身体の中心軸であり、これらの周りのある筋群
具体的な筋肉名称で言うと腹筋・脊柱起立筋・大胸筋・広背筋・
大臀筋・腸腰筋などです。

これら身体の中心部の筋肉は体幹部を安定させ、 スポーツに
おいては身体の動きを滑らかにし、正確なフォームを確立する
ことに重要な役割を果たします。

体幹部がしっかり安定することによって四肢の動作もスムーズ
にし、エネルギーの伝達も効果的に行うことが可能となります。

また日常生活においても、この体幹部を鍛えることによって正しい
姿勢を常に保つことが出来、腰痛や肩こりなどの予防にもつな
がります。

この体幹部を鍛えるトレーニングがコアトレーニングです。
コアトレーニングを行うことによって体幹部がしっかり安定すると
スポーツにおけるパフォーマンスも向上するのです。

体幹部がしっかりすることによって、投げる、打つ、蹴るなどの
四肢の動きもしっかり発揮出来るのです。





体幹トレーニング(コアトレーニング)の方法

コアトレーニングはウエイトトレーニングの他に、ヨガやピラティス、
バランスボールなどでも行うことが出来ます。

バランスボールは不安定な状態から体幹を固定しながら身体
バランスを取ることによってインナーマッスルを鍛えるというもの
です。

コアの中でも腸腰筋やローティターカフなどのインナーマッスル
のトレーニングは難しいものがあります。

しかしインナーマッスルは関節をしっかりと固定する役目があり

肩関節や股関節は通常の動きの他にも回旋という複雑な動作
も行い、スポーツにおけるパフォーマンス向上には重要な筋肉
であるので、しっかりとトレーニングしたいものです。

ウエイトトレーニングでインナーマッスルを鍛えるのであれば
「低負荷・高回数」で行う
と言われています。

次にコアを鍛えるお勧めトレーニング方法を部位別に記します。
腹筋群・・・トランクカール
脊柱起立筋・・・バックエクステンション
大胸筋・・・ダンベルベンチプレス
広背筋・・・チンニング
大臀筋・・・ランジ
腸腰筋・・・レッグレイズ


体幹を使えるようにするためには、日常生活でも意識することが
大切です。

立った時の姿勢を良くするよう、背筋を伸ばして腹筋と臀部に少し
意識するようにすると良いでしょう。


体幹トレーニングに効果的なアイテム
バランスディスク は、バランスボールよりも初心者には扱いやすく
保管場所も取りません。
立ったまま、あるいは座ったままでバランスを取ることによって
コアをトレーニング出来ます。


体幹トレーニングについてのおすすめ書籍

体幹力を上げるコアトレーニング
体幹力を高めるためのトレーニングがわかりやすく解説されている
書籍です。体幹を鍛えればスポーツパフォーマンスも向上することが
納得できます。


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