分割法(スプリット・ルーティン法)
トレーニングをしばらく続けていると身体がそれなりに鍛えられ
ていき、1日で全身のトレーニングを全て行うには厳しくなって
きます。
量的にも質的にも物足りなくなってきて、身体がそれ以上変化
しなくなってしまう恐れもあります。
トレーニングにおいてマンネリ化は禁物です。
また1日で全身のトレーニングをきっちり行おうとすると、後半は
かなりバテバテでその部位がおろそかになりがちになってしまい
ます。
そこで分割法(スプリット・ルーティン法)という方法を活用します。
これは身体の部位ごとに幾つかに分類して、トレーニング日を
分ける方法です。
こうすることによって、
1つの部位に質・量とも集中的に十分な
トレーニングを行うことができます。
またトレーニング1回の時間も短縮することが出来るのです。
精神的にも負担がかなり減ると思います。
トレーニングが1つの部位に集中出来る分、それだけより強い
刺激を与えることが出来、筋肉もそれだけ成長していきます。
分割法には2分割、3分割などいくつか方法がありますが
脱初心者を目指す私たちは、まずは2分割からで良いでしょう。
2分割としては、上半身・下半身という分け方とプル・プレスと
いう拮抗筋(表面・裏面)を分けてトレーニングする方法の2つが
代表例です。
中でも上半身・下半身という分け方の方がポピュラーと言えそう
です。
例:上半身(胸・上背・肩・腕)
下半身(脚・下背・腹)
どちらかというと上半身にボリュームがありますので、腹は下半身
の日に入れると良いでしょう。。
分割の方法は人それぞれで、これが正解というものはありません。
自分がやりやすい方法が一番だと思います。
但し、
大胸筋を鍛えると、同時に上腕三頭筋や三角筋も鍛え
られるので、これらを同じ日にトレーニングした方がよさそうです。
というのは、これら補助的に使われていた筋肉を知らずに、また
すぐ別の日にトレーニングすると、筋肉がまだ回復していない
うちに刺激を与えられ大きな負担となってしまって危険だからです。
私たち、脱初心者を目指す者は、十分注意したいところです。
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