フィットネス ビギナーズノート

リバウンドを最小限にする方法


リバウンドの原因

過度の食事制限などで、頑張って一時的に減量したとしても、
食事制限を止めたときに体重が元に戻ったり、それ以上に
増えてしまう、いわゆるリバウンドという現象に陥る場合が
多々あります。

このリバウンドの原因はどういうものなのでしょうか?



1.ホメオスタシス

過度の食事制限を続けると、人間の身体はそれに何とか適用
させようとします。

少ない摂取カロリーで身体を維持するために、生命維持に必要な
消費カロリーをそれに合わせて少なくなるように身体が調整され
ます。このように生体の状態を一定に保つ機能をホメオスタシス
と言います。恒常性とも言います。

ですから摂取カロリーが少なければ、少ないなりの生活が
出来るように身体が自然と調節されてしまうのです。


思い通りに体重が減って、それで食事制限を止めた時、普通に
摂ったカロリーも、今の自分の身体では摂取カロリーは多いと
判断されすぐに脂肪がたまるという、以前よりも太りやすい
体質になってしまっているのがリバウンドのメカニズムです。


停滞期に食事制限を止めた時も同じことが起こります。


2.レプチン

もう1つの原因は食欲をコントロールするホルモンであるレプチン
が関係しています。

レプチンは満腹になると食欲をコントロールするサインを脳に
伝達する役目があります。


ダイエット中に食事制限をしていると、このレプチンの分泌も
少なくなっています。

その状態で食事制限を止めた場合、レプチンの伝達機能が
うまくいかずに、中々満腹感を得られずに思った以上に食べ過ぎて
しまうのです。

このレプチンの分泌量が食事の量に見合った適正量に戻るのには
約1ヶ月かかると言われています。


リバウンドを最小限にする方法

ダイエットするうえでリバウンドは避けられないとも言われて
いますが、最小限にする対応方法はあります。

基本的なことですが、無理な食事制限はしないということです。
バランスのよい食事をこころがけ必要な栄養はきちんと摂る
ことによってリバウンドを最小限に出来ます。

過度の食事制限をするとホメオスタシスが最大に働き
リバウンドしやすくなります。

食事制限に関しては、減量が成功したあとも、ずっと続けられる
健康的なカロリー量にすべきです。

ダイエットを焦って短期間で行おうとするとリバウンドしやすく
なるので、ゆっくりでいいから着実に減量を目指した方が、
結果的には成功します。

そして摂取カロリーより消費カロリーを多くするため、運動を
積極的に取り入れます。

ダイエット中に運動量が少ないと、筋肉もどんどん減って
いきます。

筋肉が減っていくと、基礎代謝も低くなり、エネルギー消費の
低下を招き、リバウンドしやすい身体になってしまいます。


特に極端な食事制限をすると筋肉量が落ちてしまいますので
基礎代謝も落ちてしまい太りやすい身体になってしまうのです。

基礎代謝を高めるために、筋力トレーニングがとても
効果的です。

筋力トレーニングで体脂肪を燃やしやすい身体にし、ジョギング
などの有酸素運動を取り入れればさらにリバウンドしにくく
最良です。


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