フィットネス ビギナーズノート

初心者のウエイトトレーニングの疑問その2


初心者のためのウエイトトレーニングに関する疑問その2です。

筋力トレーニングはいつやったら良いのか?

トレーニングを行うと言ってもどんなタイミングでやったら良いのか
あまり考えて行っている人は少ないのではないでしょうか?

ただでさえ忙しい日々を送っている人はトレーニングが出来る時に
やってしまえという感じでしょう。

しかし、やはり筋力トレーニングを行うのに適した時間帯というのは
あるそうです。



筋力トレーニングは空腹の状態で行うのは良くありません。
それなりのパワーを出すためにはエネルギーが必要であり、
空腹ではそれが発揮できません。

筋力トレーニングのような無酸素運動は高い負荷がかかるため
しっかりとエネルギー補給をしておかなければ効果的なトレーニング
を行うことは不可能となります。

但し、食後すぐの時間帯も良くありません。運動によって食べ物が
消化されにくくなってしまい、身体に悪影響を及ぼす危険があります。

一番良いのは食後2〜3時間後と言われています。それが無理でも
少なくとも1時間は空けたいものです。


トレーニングベルトは必要か?

トレーニングベルトは腹腔内の圧力を高めて腰椎に掛かる負担
を軽減し保護してくれます。

スクワットなど腰に負荷が掛かり易い種目にはトレーニングベルトを
することで私たちの身体を怪我から守ってくれます。

ですから種目や負荷の度合いによってはトレーニングベルトは必要
となります。

但し、何でもかんでもトレーニングベルトを巻くというのはおすすめ
出来ません。

というのも、必要のない種目や軽い負荷でもベルトを巻いてしまうと
自分自身で持っている腹圧の能力が衰えてしまうからです。
トレーニングベルトに依存し過ぎるのも良くないということです。

必要な種目および負荷でトレーニングベルトを使用すれば効果的
であるということがポイントです。


週1回のトレーニングでは効果が無いのか?

筋力トレーニングの頻度の理想は週2〜3回と言われています。
しかし忙しくて週1回しかトレーニングが出来ない人も多いと思います。

では週1回のトレーニングでは効果が無いのでしょうか?

これは決して効果が無いことはありません。週1回でも継続して
トレーニングを続けていれば必ず効果が出てきます。
週1回でも3ヶ月目くらいから効果が現れ始めます。

但し、注意点としてはしっかり効かせるトレーニングを行うことです。
ただ何となくレップ数、セット数をこなすのではなく負荷を挙げる時
(ポジティブ)も下ろす時(ネガティブ)もどちらの動作でも、しっかりと
緊張を保ち動作することが大切です。





歳をとっていると筋トレ効果はないのか?

運動をしなければいけない・・・筋トレは良い・・・・と聞いていても
中年以降の方は、今さら筋トレなんてやっても筋肉なんか大して
付かないのではないかと思われる人も多いと思います。
果たしてどうなのでしょうか?

研究結果では中年どころか高齢者でも定期的に筋力トレーニングを
行っていると筋力・筋肉量ともに増加するという結果が出ています。

ですから筋力トレーニングをスタートさせるのに遅すぎるということは
ありません。継続することが出来れば、それなりに理想の身体を
つくることが出来ます。


トレーニングを中断するとどうなるか?

筋力トレーニングを継続的に行っていた人がトレーニングを止めると
当然筋力は低下していきます。

但し、筋力は急激に落ちるのではなく、少しずつ徐々に落ちていきます。
2週間程度なら筋力は、ほぼ維持されると言われています。

そして筋力トレーニングを再開すると、比較的早めに前の状態に
戻ると言われています。

これをマッスルメモリーと言います。


筋肉痛が起きないと筋肉が発達しないのか?

筋肉はトレーニングによって刺激を与え、そして休養するというように
超回復を繰り返すことによって発達していきます。

このように筋肉に対して一定以上の負荷を掛けるトレーニングを行うと
筋肥大の作用が働きます。

しかし、しっかり効かせたトレーンングを行っても筋肉痛にならない人
もいます。

結論としては必ずしも筋肉痛がおこらなくても筋肥大は可能である
と言われているようです。


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