フィットネス ビギナーズノート

マラソン完走のためのレースの走り方


初マラソン・・・しかも今まであまり運動経験のない人にとっては、
まずは完走することが目標となります。

ここでは5時間台で完走するためのレースの走り方について
まとめてみました。



目標タイム設定

完走を目標とする人も目標タイムの設定は重要です。
市民マラソン大会でも制限時間があり、東京マラソンは制限時間が
7時間と比較的長くなっていますが、5時間や6時間のところが
多いです。

完走といってもまずは6時間以内で走ることを目標として
みましょう。

1q8分ペースであれば5時間38分程で走ることになります。
途中の給水やトイレ休憩などの時間を考慮すると、平均で
このくらいのペースを維持することが必要です。


レース後半はペースダウンするなど同じペースで走り続けることは
大変難しいですが、イーブンペースを意識して目標タイムを
クリアする努力が大切です。

トレーニング時10qくらいの距離を1q8分ペースで走れる
走力がある人でも42.195qを走り続けることは困難です。

平均で1q8分ペースを維持するためには、ある一定の
距離(5q〜10q程)を1q7分30秒くらいで走れる走力を
身に付けておく必要があります。

そうした上で、自分にとって少しだけゆっくりの1q8分ペースの
イーブンペースを目標にして走れば、何とか5期間台での
フルマラソン完走を達成することが見えてきます。





レース実践法

初マラソンなどマラソン完走を目指す人のレースの特徴としては
最初スピードを出し過ぎてしまい後半にバテバテになりペースを
大きく落としてしまうという傾向があります。

特に初心者はまわりの人に影響されて自分のペースを乱して
しまう恐れがあります。
あくまでも自分の想定していたペースで最後まで貫くようにしましょう。

スタートから中盤まではあまり力まずに抑え気味に入って
いきましょう。それでも必ず後半はバテてきますのでペース配分は
とても重要と言えます。

ペース配分は基本的にはスタートからゴールまで一定のペースで
走り続けるイーブンペースを目標とします。


そうは言っても後半は必ず疲れてきますから、前半は目標ペース
よりもゆっくり目で入って、後半上げていくようなイメージで行った
方が、後半大きく崩れることは少ないはずです。


30q以降はガクッとペースが落ちる傾向にあります。
また「35qの壁」という言葉があるように、このくらいの距離になると
脚がまったく動かなくなってきます。

途中疲れて脚が痛くなったりしますが、どうしようもなくなったら
歩きを入れても仕方がありません。また途中で屈伸運動などを
行っても構いません。
まずはゴールを目指すことを第1に無理をしないようにしましょう。

また給水ポイントでは必ず給水するようにしましょう。
タイムロスを気にして走りながら飲もうなんて、初心者は考えない方が
良いでしょう。

完走を第一に目指す初心者は立ち止まっても良いので、しっかりと
水分を補給しましょう。

初心者のレースは5時間以上かかります。当然お腹も途中で空いて
きます。

エネルギー切れになったら走ることは出来ません。補給食として
ウエストポーチに栄養ゼリーをいくつか入れておきましょう。


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