クロールＮＧ集

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私たち初心者は間違ったフォームを一度身に付けてしまうと、
中々正しいフォームに戻せなかったり混同してしまったりします。

ここでは初心者がよくやりがちな、クロールのＮＧをまとめてみました。
これを克服出来ると脱初心者へ１歩前進です。

1.キックの時にひざを折ってしまう。（ＮＧ）
キックは推進力から言えばストロークが80％、キックが20％と
重要性は低いのですが、全身のバランスを保つという意味では
大変大きな役割を果たしています。

キックにおいて初心者が間違いやすいフォームは、ひざを折って
キックをしてしまうことです。

ひざを折ってキックすると下半身が沈んでしまい推進力が
弱まってしまいます。

ひざは折らずにムチのようにしなやかにキックすることが大切です。

よく初心者で派手な水しぶきを上げて泳いでいる人がいますが
これはひざを曲げてひざ下だけでキックしてしまっているからです。

足の付け根からつま先まで一体でキックするように心がけましょう。

もう1つ初心者が間違いやすいフォームは足首を甲側に曲げて
しまうことです。

足首は折らずにつま先立ちするように伸ばして、足の甲でしっかりと
水をとらえるようにします。


2.グライドが少ない（ＮＧ）
手を入水したあと腕をまっすぐに伸ばし、身体をできるだけ前に
進める感覚で水中を突き進みます。

初心者がよくやるのは、入水後すぐに水をかき始めてしまうこと。
しっかりグライドを意識して、水にのった推進力を得るようにしましょう。

グライドをする時は逆の腕がプッシュをしているタイミングです。
このプッシュの推進力を利用して身体を前に進めるのです。


3.息継ぎにおいて水中で息を吐いていない（ＮＧ）
息継ぎでのポイントは水中で十分息を吐いておくことです。
しっかり吐き出しておくと吸うときもスムーズに行うことが出来ます。

息継ぎをする直前にパッと息を吐き出すようにするといいでしょう。

初心者は息を吐いているつもりでもしっかり吐いていません。
それで息継ぎが次第に苦しくなってきて、長く泳ぐことが出来なくなります。
水中ですべて吐き出すつもりでしっかり行いましょう。

とは言っても、超初心者は水中での息吐きをしっかりやり過ぎると
逆に苦しくなってしまうこともあります。

慣れるまでは水中での息吐きは無理のない範囲で行い少しずつ
増やしていくようにしましょう。


4.プルで水を身体の脇でかいてしまう（ＮＧ）
プルの時、初心者は身体の横をかいてしまいがちです。

肘を90度くらいに曲げて身体の真下をかくようにすると推進力が増します。

また入水点も身体の中心線で行うようにします。
中心線を超えて入水すると蛇行する原因にもなりますので注意が必要です。


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