フィットネス ビギナーズノート

筋肉の種類


筋肉の種類

筋肉は体重の約40%を占めます。
筋肉は大きく分けると次の3つに分けることが出来ます。

1.骨格筋
 骨格をおおうように付着していて、身体を動かしたり姿勢を
 維持したりするための筋肉です。

2.心筋
 心臓を動かす筋肉でポンプの作用をします。

3.平滑筋
 臓器を形成している筋肉です。

骨格筋と心筋は、しま模様があるため横紋筋ともいいます。
また骨格筋は自分の意思で動かすことが出来るので
随意筋といい、心筋と平滑筋は自分の意思では動かせない
ので不随意筋といいます。

私たちが普段トレーニングで鍛えているのが骨格筋です。


私たちの身体は筋原繊維というものがたくさん集まって
筋繊維を形成し、この筋繊維がまた束になったものが筋肉
として形成されています。

筋原繊維にはタンパク質から出来ている2種類のフィラメント
(アクチンとミオシン)があり、これらが収縮して身体を動かす
ことが出来るのです。


筋の収縮の仕方

1.アイソメトリック・コントラクション(等尺性筋力トレーニング)
アイソメトリック・コントラクションとは筋の長さを変えないで
張力を発揮する収縮方法のことです。
例えば動かない壁を押し続ける動作等
・道具がなくても、何処でも簡単に出来ます。
・疲労が少なく、オーバートレーニングになりにくい。

2.アイソトニック・コントラクション(等張性筋力トレーニング)
アイソトニック・コントラクションとは筋の長さを変えながら張力
を発揮する収縮方法のことです。
これはさらに筋肉が縮みながら力を出す動作コンセントリック・
コントラクション
と反対に筋肉が伸びながら力を出す動作の
エキセントリック・コントラクションに分けられます。
・筋肥大や筋持久力を養うには効果的です。
・疲労が多い。危険も伴うことがある。



白筋と赤筋

筋肉は白筋と赤筋という分類方法もあります。
1.白筋
白筋は収縮スピードが速く速筋とも言われ、短距離走やパワー
リフティングなど瞬発力を要する運動に使われます。

2.赤筋
赤筋は収縮スピードが遅く、遅筋とも言われ、マラソンなど
持久力を要する運動に使われます。


主働筋と拮抗筋

筋肉は縮む(収縮)という動きがありますが、収縮していない
ときの状態を弛緩といいます。

1つの動作をする時に収縮し力を発揮する方の筋肉を主働筋
といい、その動きと逆に働き弛緩する筋肉を拮抗筋といいます。


お薦め書籍

初心者でも一人で学べる部位別ウエイトトレーニング
監修は日本ボディビル選手権85、87〜99年優勝の小沼敏雄氏。
本文の写真は白黒で少し古臭いですが、ふんだんに使っていてイメージはしやすいです。

この本の良いところはエクササイズの種類の多さと、動作の注意点が詳しく書かれていることでしょう。





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