フィットネス ビギナーズノート

太らない食べ方


私たちの身体は食事のとり方、食べ方によって太りやすく
なったりしてしまいます。

太らないための注意点としては、以下のようなことが
考えられます。



食事の回数は1日3食

ダイエットのためと思い食事の回数を減らすとかえって
逆効果です。

食事と食事の時間の間隔が空き過ぎると、人間の身体は
それに何とか適用させようとします。

エネルギーを消費させないで蓄えようと身体が自然と調節
されてしまうのです。


こうなると蓄えられたエネルギーは体脂肪として溜まり
やすくなってしまいます。

1日の総摂取カロリーが同じであれば、回数が多いほど
間隔が狭まるのでエネルギーは惜しみなく消費されるように
身体が働くという理屈です。


とは言っても、忙しい私たちにとって1日4食以上食事を
とるには困難です。

ですから3食以外は食事というよりもおやつ程度で十分です。
たとえば10時と3時頃。おやつと言っても甘いだけのお菓子
などではなくフルーツやヨーグルト、プロテインドリンクなど
でしたら申し分ありません。

それが難しければスティックバータイプや飲むタイプの栄養
食品でも構いません。

とにかく空腹を長い時間感じないように少しづつ栄養を補給
していくのが太らない食べ方です。

但し、注意しないと必要以上にカロリーを摂りすぎてしまう
危険性もありますので十分注意しましょう。


早食いをしない

私たちの脳は食事を開始してそろそろ食べるのを止めよう
とサインを出すのが、食べ物が身体に入ってから15分から
30分かかると言われています。

食事をすると血糖値の上昇を感知し、いわゆる満腹中枢を
刺激します。

早食いの人はサインが出るまでに、たくさん食べてしまい
結果カロリーの摂りすぎにつながります。


ゆっくりよく噛んで食べていると、食べ過ぎないうちに
サインが出され、満足感が得られるようになります。


ながら食いをしない

新聞を読みながら、テレビを観ながらなどの、ながら食いは
食べることに集中しないので、満腹のサインに気がつかず、
必要以上に食べ過ぎてしまう恐れがあります。





夜遅くに食べない

食べてすぐ寝ると、エネルギーとして使われないまま、
食べたものは脂肪として蓄積されやすいです。

人は寝ている時に、副交感神経の働きにより、脂肪の
合成を盛んにして、エネルギーを蓄積します。

食べてすぐ寝ると蓄積するものがたくさんあって、脂肪が
できやすくなるというしくみです。


脂質の摂り過ぎに注意

現代の私たちの食事は、欧米化して普通に摂っていても
脂質は十分過ぎるくらい摂取しています。

糖質とタンパク質は1gで4カロリーですが脂質は1gで
9カロリーもあります。


糖質を少し抑えることはダイエットにとって有効ですが
現代の食生活を考えると糖質よりも脂質を抑えることの方が
第1優先と言えます。

糖質はエネルギーとして使われますが、あまって使われ
なかったものは脂肪に変わります。

エネルギーとして優先的に使われる順番は糖質が一番先で、
脂質は糖質よりも後です。

1g当たりのカロリーが高く、エネルギーとしてすぐに使われない
脂質は、最も最優先で摂取量を制限、調節すべきといえます。


メニューの工夫

〇目玉焼きよりゆで卵(の方がカロリーが少ない)
〇ロースよりヒレ肉
〇鳥皮つきより皮なし
〇すき焼きよりしゃぶしゃぶ
〇トロより赤身
〇フレンチドレシングよりノンオイルドレシング
〇洋食、中華より和食
〇洋菓子より和菓子
〇調理法「揚げる」「炒める」より「煮る」「ゆでる」「蒸す」


野菜から食べる

食事の時の食べる順番も太らない食べ方に影響してくるそうです。

諸説色々ありますが、一番シンプルで実践しやすいのが
まず野菜から食べるということ。

野菜を先に食べることによって血糖値の急な上昇を防ぐことが
できるので脂肪をため込むリスクが減ると言われています。


野菜には食物繊維が多く含まれているので、野菜を先に食べる
ことによって、後から食べる脂質や炭水化物がゆっくりと消化・
吸収され血糖値の急激な上昇を防いでくれるそうです。


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